△2三歩に替えて△4五桂の変化

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△2三歩に替えて△4五桂の変化

開始図は、前項の手順中、先手が▲5八歩と受けた局面。

前項では、△2三歩だったが、振り飛車らしく△4五桂も有力。
先手は▲2一飛成りと行きたいのはやまやまだが、それは無理筋。

▲6六銀と角を追いつつ、△5三歩成りを受ける。
後手は△1九角成りから△2二香に望みを託す。
▲3四飛とよけるのは当然の一手だ。

そして、△5三歩成りとする。ここでは、△2八香成りとしたいところだが、
手抜かれて、▲4六歩~▲4五歩と桂馬を取られ、マズい。

後手の△5三歩成りに対しては、▲同歩と応じたいところだが、
それは何かのタイミングで△2八飛という手が先手(王手)となり形勢を損ねる。

したがって、▲4六歩と桂馬を取りに行く。
△5六とは辛抱。

これに対して、▲6五銀は読みの入った手で、仮に▲4五歩と桂馬を取っていたら、
△3三歩▲5四飛△6六と▲同角△6五銀で、後手良し。

本譜の手順で、後手は桂馬を助けることができたが、
△5五角が気持ちのよい活用で、先手優勢といえる。

※中村・速攻91~93ページ参照