△6四歩▲7七角の展開

スポンサードリンク

△6四歩▲7七角の展開

開始図は、前項の手順中、後手が△6四歩としたところ。
前項では、▲5八金右として、▲3五歩と仕掛ける手順を検討した。

ここでは、▲7七角という手もある。
この手の意味は、△6五歩に強く▲同銀とする手を可能にするところにある。

すなわち、何らかのタイミングで、△8八角成り▲同玉と、
後手から角交換をされた際、先手玉の位置は、王手飛車をくらいやすく、
非常に危険であるところ、先に▲7七角としておけば、後手から角交換を受けても
玉の位置が8八に移動せずに済み、王手飛車の筋を気にしなくて良い。

▲7七角は、そのような深謀遠慮に基づいた手なのである。

さて、後手は△7四歩から着々と陣形を整備しようとするが、▲4五銀が機敏。
結果図は形勢互角だが、先手も十分やれる局面だ。

※中村・速攻107~108ページ参照