△4四銀型には居飛車穴熊

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△4四銀型には居飛車穴熊

開始図は、後手△4二銀と上がったところ。
この手に替えて、△5六歩からの仕掛けが気になるが、
それは次項で述べる。

後手の狙いは△4四銀型を作るところにある。
一見、重い手だが、なかなか有力だ。

先手としては、後手の△4四銀型が重いと見て、
居飛車穴熊を目指す。

互いに角を転換し、先手は▲4五銀から仕掛ける。
後手は銀交換に応じると、先手がさばけてしまうため、
じっと辛抱して△3三銀と引く。

先手は▲4六歩。これは▲5六歩~▲5六銀と形良く戻る狙い。
なお、▲4六歩を省略して▲5六歩を急ぐと、
すかさず△4四歩から後手にさばかれる。

地味だが、▲4六歩は重要な手なのだ。

後手としては、ボヤボヤしていると作戦負けに陥るので、
△6二角から決戦を挑む。

先手もうかうかしていると、△4四歩から銀を殺されてしまいそうだが、
△4四歩には▲4三角の返しがあった。

結果図は、先手の銀は助かったものの、先手の攻めは薄い。
実戦的には居飛車が勝ちそうだが、形勢は互角というべきだろう。

※村山・急所86~92ページ参照