△5四銀の受けの成否

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△5四銀の受けの成否

本譜は先手が▲1一龍と香車をとったところだ。
この手に対し、後手の選択肢は複数考えられるが、まずは△9九馬とした場合の変化から見ていこう。
▲6六香は、玉頭に狙いをつけた手。
後手の受け方は複数あるが、△5四銀は▲6三桂成りと▲4三桂成りとをいっぺんに防ぐ手で
自然なようにみえるが実は疑問手。それは後に明らかになるが、

本項では、25手目の▲2二歩にクローズアップしたい。この手はと金攻めを見せつつ、
▲6三の地点に殺到したときに、馬で龍を素抜かれる変化を防いでいる。

本譜は、△2二同飛と飛車でそれをはらった。△2九飛成りを許してはマズいので、
ここは先手も飛車交換する一手だ。

龍が消されて面白くないようだが、▲3六角で、後手は非常に受けにくい形だ。
よって、少なくとも、▲2二歩△同飛は後手が良くない。
では、どうすればよかったのか?それを次項で検討しよう。

※村山・急所11ページ参照。