△8九馬はどうか?

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△8九馬はどうか?

さて、前項までの検討で、△5四銀は受けになっていないことがわかった。
しかしながら、先手の▲6六香を受けなければならない。

そこで考えだされたのが、▲1一龍に対し、△9九馬ではなく、△8九馬と
桂馬を入手する変化だ。

これならば、△5一桂として、先手の攻めを受けることができると考えられたのである。

では、△8九馬は解決策になっているだろうか?

まず、△8九馬とされ、△5一桂の受けを見せられた以上、先手としては▲6六香と打つのは
あまり気が利かない手だ。だから▲6六香は打たない。
△8九馬により、龍が素抜かれる心配がなくなったので、
先手はシンプルに▲4三桂成りから攻めることになる。

途中難解な変化があるが、これは詰みまで研究されている。
つまり、先手勝ちなのだ。

上記フラッシュ盤で確かめてほしい。

そこで、後手は△8九馬に替わる手を模索することになる。

※村山・急所12~13ページ参照。