▲3三香△同銀の変化

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▲3三香△同銀の変化

さて、開始図は先手が▲3三香と打った局面。ここで、△5五歩は成立しないことがわかった。
そこで、後手は、素直に△3三同銀と取る。そして、▲4三桂成りは必然。

これに対し、△2二飛は振り飛車らしい軽い手。飛車交換は先手としてはつまらない。
とはいうものの、▲5三角成りは△7二玉とかわされてパッとしないし、△3三成桂はそっぽに行くうえ、△2四飛と捌かれてしまう。

そこで、先手は▲6六角と後手の馬を消して、少し流れをゆるやかにしようと試みる。
馬と角の交換はちょっともったいないようだが、▲3三角成りを喫してはたまらないので、
この交換には応じる。そして、△2四飛と飛車を捌きに出る。
先手の▲2五歩~▲2六歩~▲8六歩はいずれも王手飛車を狙ったもの。

一見、先手が好調のようにみえるが、△9五角が好手で、どうも後手良しのようである。

※村山・急所25~27ページ参照。