▲6五香打△5一桂の変化

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▲6五香打△5一桂の変化

開始図は、先手が▲6五香打ちと香車を打った局面。

この手に対し、前項では、△7一玉を検討したが、
ここでは△5一桂も十分に有り得るところである。
よって、検討することとする。

△5一桂の趣旨は、6三の地点を受けたものであるが、
同時に先手の龍が▲1三龍~▲4三龍と迫る順を未然に防ぐところにある。

実に味の良い手だが、これに対して、先手は、▲7五桂と数の攻め。
△7四銀はしかたのない受け。

そこでジッと力をためる▲5七香が記憶すべき好手。
△5七歩~△4五桂の筋を消している。

後手は△7二銀とひたすら辛抱するが、結果図では、角が殺されてしまった。
これは先手不満のない展開である。

したがって、▲6五香打に△5一桂は悪手であるということがわかった。

※村山・急所64~65ページ参照。