△6四銀~△5四飛の構想

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△6四銀~△5四飛の構想

開始図は、先手▲5九金右と引いたところ。
これに対し、△6二銀から浮き飛車にする構想は
後手あまり良い展開にはならなかった。

そこで、△6四銀とする指し方が増えてきた。
もっとも、この手は、7筋攻めを意図する手ではない。
△5四飛から軽くポイントを稼ぎに行く作戦だ。

具体的に見ていこう。

△6四銀には▲6八銀右と引きつけるのは当然。
△7四歩は突いておきたい手。
これに対し、▲8八銀は7筋攻めを狙われて危険。

そこで8八の地点は空けておいたまま、▲2六飛と浮く。
この手は、より積極的に▲3六飛や▲4六飛を狙ったもの。

ところで、▲2六飛については、後手の石田流への組み換えを阻止すべく、
▲3六歩もありうるところだが、石田流を志向するのは6四の銀とのバランスが悪く、
先手気にしなくて良いとのことである(村山・急所221ページ参照)。

後手は△5四飛と浮いて、先手の撹乱に備える。
そこで▲8八銀。
これは後手が、△5四飛と浮いたことにより7筋攻めがなくなったことに基づく。

後手△4四飛は機敏な動き。
先手は▲4六飛と飛車交換するのは明らかに損。
しかしながら、▲4六歩では、飛車の横利きが止まるため、△7五歩から手を作られそうだ。

後手ポイントを稼いだか?と思われたが、構わず▲2四歩が好手。
手抜くのはさすがに無理なので、後手は△2四同歩と応じる一手。

そこで▲6五歩。後手は銀当たりなので、△7三銀引は当然。
そこで▲5五角が気持ちのいい手。

捌き合いが必然となるが、先手陣の方が堅いのでこれは先手が良い。

※村山・急所221~223ページ参照


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