▲2六飛に△4四角の展開

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▲2六飛に△4四角の展開

開始図は、前項の手順中、先手▲2六飛と浮いたところ。
これに対し、△5四飛とする構想は後手失敗だった。

そこで、△4四角とする手が有力だ。
先手は▲3六飛としたくなるが、それは△3五角とされ、
後手に十分な態勢を作られてしまう。

そこで▲4六飛と回る。△3三桂と跳ねられて損であるかにみえるが、
▲6五歩が狙いの一手。△同銀なら、▲4四飛△同歩▲4三角だ。

後手は仕方なく△7三銀引。
そこで▲3六飛が芸の細かい手。今度は△3五角はない。
なぜなら、▲5六歩の突き返しが強烈だからだ。

したがって、△2五桂と跳ねる。
▲3四飛△3二飛は必然。

ここで先手としては飛車交換に応じるのも有力だが、
▲4四飛~▲4三角を狙う方がわずかながら優るようだ。

結果図は要所に角を据えることができたものの、
後手からの二枚飛車による攻めも脅威。

形勢互角と言わざるをえないだろう。

※村山・急所224~227ページ参照


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