▲3四銀を保留する構想

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▲3四銀を保留する構想

開始図は、菅井流の手順中▲4六銀△4五歩▲同銀となった局面。
ここから△3二金▲7八玉△4三金と進んでいくのが本項で検討する手順。

つまり、先手が▲3四銀を急がないとどうなるのか?がテーマだ。

先手は▲3八飛から1歩交換。
後手慎重に玉を囲い、先手も間合いを測る。

△7二銀と後手は美濃囲いを完成させ、
先手は▲6八銀と中央に備える。

そこで後手は△5六歩から捌きにくる。
▲5六同銀△8八角成り▲同玉△2七角▲2八飛△5四角成りは、ほぼ必然だろう。

結果図は、後手が手番を握っており(先手が△5五歩を防がなければならないから)、
この展開は振り飛車ペースといえるだろう。

どうも菅井流に▲4六銀と突っ張るのは居飛車としてはあまり得策ではないようだ。

※「将棋世界」2012年6月号134~135ページ参照


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